・・・・・・っということで、振り込めサギである。
自宅の電話は、売り込みの電話ばかりなので、留守電にしたままだ。
本当に必要な電話は携帯電話なので、固定電話の存在理由がない。
先日、気まぐれに受話器を取った。
「お、お父さん?」
なにかくぐもった声で聞き取りにくい。
こちらも耳が遠いので、
「エッ???・??」
「あのさー、携帯の電話番号変わったから・・・・・」
アリャリャ、典型的な振り込めサギだ。
ジィ~ン、
ついに、私ん家にも振り込めサギの電話が掛かってきたんだァ~
なにか、ウレシイ。
それにしても間抜けなサギだな、私には【息子】なんか居ない。
ヨーシ、チャンス、チャンス、警察に届けてやろう。
「オー、ひさしかァ?」
なんで、そこで【ひさし】なんて名前が口を突いたのだろう?
フシギだァ~
そうすると、
《ガチャンッ!!》
・・・・っと電話が切れた。
ウ~ン、ザンネン。
相手は、一日に何百回もかけて、そのうち一回でも引っ掛かれば、大成功。
場合によっては、何週間で一回でも元が取れる。
どんなに鈍感なヤツでも、電話の相手の口調だけで、「バレたか」くらいは、分かるだろう。
ウ~ン、恐るべし。
次に掛かってきたときは、もう少し自然に上手くやってやろう。
でも、なんで【ひさし】だったのだろう?
早く掛かってこないかナァ~・・・・・・・
end.
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