2009年1月5日月曜日

カモフラージュ

・・・・・・っということで、今朝の新聞(毎日)にイスラエル軍によるガザ進攻の写真が一面に出ていた。

イスラエルの兵士達が、平原のわだちの中を進軍していく写真である。

私が感心したのが、彼らの着ている戦闘服である。

ズボンは、茶色、上着は草色の迷彩柄である。

わだちは戦車か、特殊な車両が地雷を除去するために作った道であると分かる。

彼らのズボンは、全くその土の色と同じなのである。

そして、上着は、荒れた土地にまばらに生えている草の色と完全に同化している。

何で感心したかというと、この作戦のずっと前から、イスラエル軍はガザ地区に進攻するため細部にわたり計画していたことが分かるからである。

先ず爆撃しておいて、地雷原を除去しながら道を確保し、その道を通って未明から行軍を開始する。

その時に、兵士のカモフラージュは何色がベストなのかまで考えていたのである。

これじゃ、ハマスの連中は敵わないナァ~・・・・・・っというのが、写真を見た印象である。

・・・・・・っで、カモフラージュとはその出来栄えで、兵士の生命を左右するという、いわば命がけのデザインである。
それを、街中のファッションとして、あるいはエアロビクスで格好がいいからと若者が着ている。
(一部ジイサンも含まれる。)

街中では、目立たない方が返って目立つからである。

・・・・・・っと、かなり長い連想になってしまった。

私が言いたいのは、子供に迷彩柄を着せる親の気持ちである。

私は、これに違和感を覚える。

子供に目立たない服を着せるのだゼ。

しかも、夜道を・・・・・・

この感覚が私には理解できない。


end.

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