2012年5月26日土曜日

ランニングマシーン(その6)

・・・・・・・っということで、最近渋谷駅で起きたナイフによる傷害事件。

あれは田舎で起きるだろうか?

都会だから起きたのである。

都会が過密だから肩が触れたのである。

駅の雑踏で人体同士がぶつかるのはアタリマエだ。

ぶつかったくらいで、見知らぬ相手を追いかけて刺し殺そうとするのは異常だ。

たぶんキレたのだろう。

いまの若造どもはキレやすい。

キレる原因は蓄積されたストレスだ。

そのストレスを作り続けているのが都会だとこのシリーズで言い続けていることだ。

・・・・・・・

引きこもりを可能にするのは、自ら働かなくても食べるものが(親によって)自動的に補給されるという幻想から来ている。

そういう幻想を育てたのは都会なのだ。

自然界は必死じゃなければ生きて行けないことを教える。

今の若者たちはそういうことを学ぶチャンスがなかったし、教育もされてこなかった。

いま子供たちに教えなきゃいかんことは、トキのようにケージの中から外に放鳥することの重要性だ。

都会から出て自然の中に。

あるいは国全体が都市化してしまった日本から海外に。

・・・・・・・

ぼくも含めて都会で暮らす人たちは皆オカシくなっているはずだ。

たぶん田舎で生活をしている人たちのほうが、ずっとマトモなはずだ。

先進国の人たちより、アジアの田舎で暮らしている人たちの方が、ずっとずっとちゃんと生きていると思う。



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