・・・・・・・っということで、わが国は民主主義国家だから、最前列は誰のものでもない。
誰が立ってもいいことになっている。
最前列のいいところは、インストラクターの動きが良く見えることだ。
だから、初心者に是非立ってほしい席である。
インストラクターも初心者に「さあ遠慮せずにドーゾ前へ」なんて言っているが、あれはウソである。
本心は、上手い人に立って欲しいに決まっている。
何故なら、インストラクターが手を抜けるのだ。
加えて、インストラクターが間違ったりド忘れしても、頼りになるからだ。
会員側もそのほうがいい場合が多い。
インストラクターが見えない後方からでも、上手い人が前でやっていればそれを参考に出来るからである。
・・・・・・
ぼくはどちらかというと最前列の左右端が好きだ。
単によく見えることと、2面に人が居ないためぶつかる心配がないからだ。
もちろん間違っても、後ろに迷惑がかからない。
そういうぼくでも、巡り会わせで最前列中央でやることもたまにある。
そのときのプレッシャーはとても大きい。
後ろの人に悪いから、間違っちゃいけないと緊張するのだ。
もう二度とやりたくないと思うのである。
・・・・・・
ところが、腕に覚えがある人(上手い人ね)は、好んで最前列に行きたがる。
既に述べた理由から、他の会員もそれに依存はない。
理想としては、「まん前が空いていますよ~」とインストラクターが会員達に促すシーンで、皆から押されて前に出て来る会員である。
ここに、民主主義の理想的な姿がある。
上手いからといって出しゃばらず、人間的にも好かれている人が最前列に立つ。
・・・・・・
ところがどっこい、それはあくまで理想で、現実はそうはならないのが世の常である。
まず、最前列の定員に満たないときは良いが、希望者が定員をオーバーする場合である。
要するに、上手いと自認する会員が空席を争う場合である。
ここで問題なのが、上手いかどうかが客観的事実ではなく、「自認」に係わっていることである。
最悪のケースは、体のでかいオッサンが、ホントーは下手なのに上手いと勘違いしているケースである。
しかも、こういうオッサンは例外なく周りが見えず、ずうずうしい精神の持ち主なのだ。
・・・・・・
この最前列物語を見るだけで、民主主義の本質とはどういうものかがとてもよく理解できる。
・・・・・・・
蛇足:
もう一つ最前列物語に付け加えたいのは、いくら上手くても地元の会員が優先であることは論を待たない。
法律には書かれていなくとも、外部の者が地元民を優先するのは、マナーとして尊重されるべきである。
誰が立ってもいいことになっている。
最前列のいいところは、インストラクターの動きが良く見えることだ。
だから、初心者に是非立ってほしい席である。
インストラクターも初心者に「さあ遠慮せずにドーゾ前へ」なんて言っているが、あれはウソである。
本心は、上手い人に立って欲しいに決まっている。
何故なら、インストラクターが手を抜けるのだ。
加えて、インストラクターが間違ったりド忘れしても、頼りになるからだ。
会員側もそのほうがいい場合が多い。
インストラクターが見えない後方からでも、上手い人が前でやっていればそれを参考に出来るからである。
・・・・・・
ぼくはどちらかというと最前列の左右端が好きだ。
単によく見えることと、2面に人が居ないためぶつかる心配がないからだ。
もちろん間違っても、後ろに迷惑がかからない。
そういうぼくでも、巡り会わせで最前列中央でやることもたまにある。
そのときのプレッシャーはとても大きい。
後ろの人に悪いから、間違っちゃいけないと緊張するのだ。
もう二度とやりたくないと思うのである。
・・・・・・
ところが、腕に覚えがある人(上手い人ね)は、好んで最前列に行きたがる。
既に述べた理由から、他の会員もそれに依存はない。
理想としては、「まん前が空いていますよ~」とインストラクターが会員達に促すシーンで、皆から押されて前に出て来る会員である。
ここに、民主主義の理想的な姿がある。
上手いからといって出しゃばらず、人間的にも好かれている人が最前列に立つ。
・・・・・・
ところがどっこい、それはあくまで理想で、現実はそうはならないのが世の常である。
まず、最前列の定員に満たないときは良いが、希望者が定員をオーバーする場合である。
要するに、上手いと自認する会員が空席を争う場合である。
ここで問題なのが、上手いかどうかが客観的事実ではなく、「自認」に係わっていることである。
最悪のケースは、体のでかいオッサンが、ホントーは下手なのに上手いと勘違いしているケースである。
しかも、こういうオッサンは例外なく周りが見えず、ずうずうしい精神の持ち主なのだ。
・・・・・・
この最前列物語を見るだけで、民主主義の本質とはどういうものかがとてもよく理解できる。
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蛇足:
もう一つ最前列物語に付け加えたいのは、いくら上手くても地元の会員が優先であることは論を待たない。
法律には書かれていなくとも、外部の者が地元民を優先するのは、マナーとして尊重されるべきである。
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