・・・・・・・っということで、今日の出来事を書くのはチョット危険だ。
・・・っというのは、これを書くと、ぼくが誰だか、バレバレになるからだ。
・・・・・・・
ウゥ~~ン、でも書いちゃえ。
・・・・・・・
やっぱ止めておこう。
・・・・・・・
いやいや、やっぱ書いておこう。(日記だから。)
・・・・・・・
素足王にクラ替えする前に、波子でいちばん気に入っていたインストラクターが、T嬢だ。
「気に入っていた」という表現は正確ではない。
「気になっていた」という方が正確な表現だ。
なんで気になっていたかというと、ぼくが抜けたあとの彼女のクラスは、どうなっているのだろう?
・・・・・・・っという気がかりなのだ。
なんたって、彼女の中級エアロビクスの参加者は一ケタ台どころか、毎回5人以下だったのだから。
・・・この辺の事情は、古くからの読者の皆さんなら説明の余地はないだろう。
彼女が素足王でこの日だけクラスを持っていることは彼女から聞いて知っていた。
波子最後の日、彼女に素足王にクラ替えしたことを告げた。
すると、彼女はSL店にクラスを持っているけど、「初級ですよ」と言った。
賢明な読者諸氏はここですぐ理解すると思うが、
今日、
ぼくは彼女の、
その、
T嬢の、
初級エアロビクスに出たのだ。
・・・・・・・・
時間になって、スタジオになにげなく入場するぼく。
入り口では、彼女が女性会員と話し込んでいる。
覚えてなくてもイイやと思いながら、彼女(と話し込んでいる会員)の前を素通りする。
すると、すぐに気付かれた。
最初に彼女が発した言葉、
「これ、初級ですよっ!」
・・・・・・・
やっぱ、覚えてくれていたのね。(後から考えりゃ、たったの1ヵ月チョットぶりだもんね。)
それも、最初の言葉が「これ、初級ですよっ!」ですもんね。(分かる?)
そのとき、参加者の女性達はいっせいにぼくを見て、
「コイツ何者?」という視線を向けてきたのだ。
・・・・・・・
嬉しかった。
ホント、ウレシかった。
・・・・・・・
邪魔にならないように最後列に位置取りした。
・・・っで、始まった。
ウォームアップ。
ああ、あの曲だ。
いつも彼女が使っていた曲だ。(マンネリもいいものですよ。)
途中、GAGAの「Boys Boys」が入る曲。
懐かしい。
ウォームアップだけで懐かしい。
・・・・・・・
今日の参加者はぼくを含めて10人に満たなかったけど、
彼女はそんなことはこれっぽっちも気にしていない様子。
そこが、彼女のいいところだ。
そこが、ぼくが彼女を好きなところだ。
・・・・・・・
1ブロックが終わった。
ああ、彼女独特の「垢抜けない」コレオグラフィーだった。
でも、懐かしい。
その垢抜けなさが懐かしい。
・・・・・・・っと、ここまでは順調だった。
ところが、2ブロック目に入ったところで、事件は起きた。
ジョギングを始めたのだっ!!
こんなの、約束違反。(約束なんてないんですがね。)
あの、なんていうのかなぁ~腰振りダブルダブル、シングルシングル、
ケンケン、ケンケン、手と連動してジャンプしながら前クロス、
キックキック・・・・・・・
分かりますよね。
約束違反だけど、こんなん屁でもない。
調子よくやっていましたヨ。
・・・・・・・
突然左足ふくろはぎに違和感が。
あちゃぁ~~~~
でも、なんのこれしき。
でも、またあちゃぁ~~~
こりゃヤバイぞ。
壁に手を付いて、腱を伸ばす運動をする。
・・・・・・・
すると、彼女がすっ飛んできて、
「大丈夫ですかぁ~~」と覗き込む顔が目の前に。
その素早さに感動する。
最後尾でやっていたのに。
でも、結局大事をとって、途中でリタイアし、スタジオを出る。
T嬢の「アチャァ~~」という表情。
・・・・・・・
そう、あのときのジジイ。
腰の曲がったサエないジジイ。
あれがFirstLight、その人だったのです。
今日、このクラスに参加していた皆さん。
あれが、
あの有名なFirstLightその人だったのです。
・・・・・・えっ?
そんなのドォーでもいい?
・・・・・・・
結局、彼女と一対一で話す機会もなく、
波子のあのクラスはどうなったのか、
当初の目的は果たせずに終わったのでした。
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