・・・・・・・っということで、エアロビクスを始めた最初の頃、
インストラクターがズボンの片側を膝まで上げて、
もう一方をそのまま下ろしているのを見て、スッゴク奇異に感じた。
ぼくらの年齢からすると、これは「だらしない」と映るのだ。
未だに、街角であのシャツの裾を外に出して、
セーターの下からはみ出たまま平気で歩いている人を見ると、
「あの~ぉ、シャツが出てますよ」と注意したくなる衝動に駆られる。
ぼくらは、そんな世代なのだ。
・・・・・・・
そこで、あのズボンの片側だけを上げる着こなし(?)である。
ぼくは好意的に、「あぁ~これには何かの意図があるぞ」と考えた。
その意図とは、インストラクターが前で演技(?)をしていると、
左右どちらの足の動きかわからない場合がある。
そこで、左右の足の違いを際立たせるために、ワザと一方の裾を上げているのだと。
この解釈に、我ながらスルドい分析だと満足していた。
そうでなければ、あんな「だらしない」格好を、自ら進んでするはずがない。
・・・・・・
ところが、その解釈がエアロビクスを続けるうちに怪しいと感じ始めた。
だって、上級クラスのインストラクターでも、そういう格好をしているのだ。
上級ともなれば、左右の足を参加者が間違うワケがない。
上級でなくとも、どちらの足から始まるかなんて、インストラクターの動きを見ずとも分かる。
・・・・・・・
そうか、これは単なるファッションだったのだ。
ぼくが「だらしない」と感じる着こなしは、実は「カッコイイ」だったのだ。
・・・・・・・
この項、つづく。
続くなんて思わない話題でしょ?
(^^ゞ
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