・・・・・・・っということで、仕事の出先で中途半端な時間になったので、フィットネスクラブに立ち寄ってきた。
その時間、中級クラスが無かったので、初級エアロビクスに出た。
参加者の大半が年配者。
そうだろうなぁ~
若い人なら、サッサと初級は卒業して中級レベルに移行だ。
だけれども、年配者は別にレベルを上げようなんて思わない。
初級レベルが強度的に合っているからだ。
・・・・・・
こういう発想は恥ずかしながら無かったなァ~~~
そうなんだ、初級レベルは初心者だけのクラスじゃなかったのだ。
齢を取れば、リズムチェンジとか、回転がてんこ盛りのコレオグラフィーなんて、ハナから目指さないのだ。
ずぅ~~~っとグレープヴァインやVステップの組み合わせで満足なのだ。
しかも彼ら(彼女ら)は、同年輩の友人に対して、「私エアロビクスをやってるの。オホホホ~~~」
・・・ってな感じで、優越感を持てるのだっ!!
・・・・・・
そうやってクラスを見渡すと、最初から初級クラス、今も初級クラス、そしてこれからも初級クラスで続けていこうという、微動だにしない信念の持ち主ばかりなのだ。
もうこのクラスのメンバーの顔ぶれは何年も同じなのだ。
そこにやってきた異分子。
即ち、ぼくなのである。
広い第一スタジオに集まった面々は、10数人。
スペース的には余裕のヨッちゃん。
ぼくは、最前列の右大臣席にポジションを決めた。
開始ギリギリになって入ってきたオッサン。
ぼくの左後ろにピッタリ寄り添うように場所取りをする。
オイオイ、スタジオにはいくらでもスペースがあるぜ。
・・・・・・
ハハァ~~ン、ぼくの右大臣席はそのオッサンの指定席だったのだ。
分かったぞ。
でも、譲るもんかい。
ぶつかろうが何があろうが、絶対に譲らんぜ。
・・・・・・ってな秘めた位置取りのバトルをインストラクターが気付くはずもなく、平和裏にレッスンがスタートしました。
後ろが詰まってますから、もうチョット前のほうに、
とインストラクターが声をかけても誰も前に出てこない。
ハハァ~~ンこのオッサン、札付きなんだ。
・・・・・・
最初はぼくの後ろのほうに距離をとっていた件のオッサン。
佳境に入るに従い、どんどん前の方に進出。
最前列のぼくのラインまで出てくる始末。
そんなら、右大臣の席は諦めてインストラクターのまん前でやれよっ!!
っと思うのだが、どうしても右大臣席に未練があるみたい。
ぼくとぶつかりそうになると、初めて気付いたフリをして後ろに下がる。
・・・・・・
これの繰り返し。
ホンマ、いい歳をしたオッサンって、子供っぽいですよね。
σ(^_^;)
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