2014年8月10日日曜日

ちょっと上のクラス

・・・・・・っということで、久しぶりにコピッと上のエアロに出た。

(ちなみにコピッとは流行らなかったな。)

懐かしいなぁ、この雰囲気。

頭にタオルを巻いた男性諸君。

かなり着古したウェアと使い込んだシューズ。

最前列、それもインストラクターの周囲から先に埋まっていく感じ。

誰もが「上手いんだぞオーラ」を発散している。

こんな時間に君らみたいな働き盛りが、何でここに居るんだ?

・・・・・・

そう、追っかけ連中だ。

初めてのインストラクターだったけれど、そういう連中の期待に応えるエアロを展開する、

まあ、よくあるタイプ。

「このクラス初めての人ぉ~」とおざなりに聞くが、手を上げる者がいないと、ほっとした表情をする。

もっとも、手を上げたって無視されるのは分かっているのだが。

・・・・・・

案の定、スピードは速い。

もちろん教えるのも速い。

いくら速くたって、予定調和のように皆は動いていく。

彼らにとって簡単すぎるのだ。

如何にカッコよく動いて、皆より上手いんだぞと見せ付けることが彼らの関心事だ。

・・・・・・

そんな中、スタジオの隅っこで、ウザい動きをしているジジイなど彼らの眼中にはないのだ。

たとえぶつかりそうになったとしても、蹴散らせばいいことだ。

インストラクターだって、視界の片隅に一人だけ回転方向が逆のジジイがいたって、「アレレ」と言うだけで、アドバイスしようなんて思わない。

ドーだっていい存在なのだ。






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