・・・・・・・っということで、腹が立った。
初めて「二十日鼠」の中級ステップに出た。
ゴールデンタイムのはずなのに、参加者はたったの11名。
少ないのは雨のせいだけではないことをウォーミングアップ中に気付かされた。
難しいのである。
ウォーミングアップで台上の回転が入るなんて、長いステップ暦でも初めての経験だ。
説明も何か突き放したような言い方で、ぶっきらぼうに感じた。
この時点で、参加するクラスを間違えたと後悔した。
短くぶっきらぼうな説明でも、付いてこられる人のみに参加資格があるクラスだったのだ。
そう思って周囲をもう一度見回すと、ぼくのようなジジイは一人も紛れ込んでいない。
・・・・・・・
っで、始まりました。
ステップって、ここまでイジることが出来るんだということを発見させられた。
リズムチェンジ、ボールチェンジ、回転、チャチャ等等のテンコ盛りなのである。
もともとカウントなんか取っていないぼくなんか、どこが切れ目かも分からなくなってしまった。
負け惜しみじゃないけれど、皆も出来ていなかった。
でも、1週目で撃沈しても、2週目も出てこようとするくらい上手い連中なのだ。
ぼくが腹が立ったのは、こんなに難しいステップを平気で中級だといってやるインストラクターに対してではない。
ふがいない自分に対してでもない。
実はこの程度は、まだ難しいレベルではないのだろう。
どんどんエスカレートする(難しさを求める客の)ニーズがあって、それに応答する(供給側:インストラクターの)果てしない難度の上昇。
そういう現状に対して腹が立っているのである。
この気持ち分かってくれるだろうか。
・・・・・・・
スタジオを出るとき、インストラクターが「みんな2週目ですから、(落胆しなくても)ダイジョーブですよ」と声をかけてくれたが、2度と出ることはないだろう。
だって、体が付いて行かないこともあるのだが、ぼくの求めるステップじゃないのだから。
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2 件のコメント:
もし難しスギるステップで
ついてけない人ってのは、
センセーに対して何か言えたり出来るんですか?
たとえばまぁ・・わたしの場合
外国・ヨーロッパ人たちなので
難しスギたら「難しスギ!!怒」と
簡単スギたら「楽しくない!!怒」と
想ったことを想ったように言う。
そしてそれが当たり前の世界。
簡単な場合「へ・・っ」っつって
生徒側から見下されて終わりってのも
ありますが、直談判が基本。
アレですよね。
難しいステップが出来たらそれは
それで嬉しいけども、
楽しいステップが出来たときのが
嬉しいってもんですわな。
ってわけで私は明日Dance stepです。
おばちゃんなら文句言いますが、普通は言いませんね。
難しいのが好きな人が集まっているので、自分のレベルに合わないなら、私のように黙って去っていくのが日本のしきたりです。
ただし、参加者が回を追う毎に減っていくなら、インストラクターにアドバイスしたことはあります。
でも、それも滅多にないので、クラブ側がそのインストラクターを切ります。
正面切って文句を言うのは日本では憚れる文化です。
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