・・・・・・っということで、【分かる】ということと、【分かった気になる】ということは違う。
アタリマエのことだけど、この違いを考えてみよう。
【分かる】とは、自分の頭で考えて、自分なりに納得することをいうと思う。
一方、【分かった気になる】とは、他人が考えたことをそのまま取り込んでしまうことをいうと思う。
どちらも、分かると感じるが、その差は大きい。
【分かる】とは、正しい正しくないという話ではない。
分かるということは自分にとって、正しいと理解することなので、
あとで、間違っていたと知っても、それはそれでいい。
大事なことは、「自分の頭で考える」ことである。
・・・・・・
最近、TVのニュース番組で「コメンテーター」と称する輩がたくさん出演している。
ホントーにたくさん、出てくる。
まるで、コメンテーターという「職業」が出現したみたいだ。
ニュースの理解できないところを、「専門家」を招いて専門的な知識を聞くことは大いにあるべきだ。
だが、何でこんな人がコメントするの?という、タレントだか、有知識者とかが、
勝手な意見だか、感想を述べる。
彼らは、少なくとも自分で分かっているように話す。
あたかもそれが、正しいことのように。
・・・・・・
ぼくは、あえて否定はしない。
言論の自由は、尊重せねばならない。
だが、今の人達はそれをそのまま、採り入れていないか?自分の意見として。
自分で考えるという、一番大事な部分を放棄して、他人に考えてもらっていないかい?
そんなふうに感じてしまうのだけれど、単なる杞憂だと思いたい。
今の人達は、もっと賢く、TV製作者たちのほうが視聴者は考える能力のない阿呆だと見なしているだけかもしれない。
ぼくの言いたいこと「分かり」ました?
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