・・・・・っということで、クリスマスイブである。
彼女あるいは、彼なしで今夜を過ごす人も居るだろう。
今までの人生において、いつもそうだったという人も居るだろう。
幸運にも、パートナーがいる人は、思いっきりはしゃげばいい。
自分達の幸せな気分を、世界中に振りまけばいい。
そして、腕を組んで歩く姿を思いっきり見せ付けてやればいい。
運悪く、そう、運悪く今年は一人で過ごす人たち、なにも落ち込むことはない。
なにも見栄を張って、フィットネスクラブを休むことはない。
堂々と、そして黙々と、一人ジムでペダルを漕ごう。
流れる汗が目に入ったって、気にすることはない。
目が赤のは、悲しんでいるわけじゃないんだから。
クリスマスに一人で過ごすことは、そんなに悲劇的なことなのだろうか?
クリスマスでイチャつくのが、本物の幸せだろうか?
浮ついた雰囲気に、流されているだけじゃないか。
・・・・・・
でも、ケッタクソ悪い。
ペダルを漕ぐ足に思わず力が入ってしまう。
・・・・・・
分かりますよ、その気持ち。
でもさ、この世の中、男と女。
その二種類しかないじゃないの。
来年のクリスマスは、きっと、
そう、きっと、
自分達の幸せな気分を、世界中に振りまいていることでしょうよ。
//
0 件のコメント:
コメントを投稿