2009年10月30日金曜日

情報について(その1)

・・・・・・っということで、ビジネスでは、情報は大切です。

特に、ぼくのやっていることは、情報が全てと言っても差し支えないくらい。

競争相手の知らない情報を持っていれば、相手より高い金額での受注だって可能になる。

そんなことは、もう何回も実証済みです。

だから、情報に対する「感度」が問題になってくるんですね。

最近私の部署に入ってきたある部下。

云わば、試運転期間なんですがね。

ぼくは、彼がどの程度の感度の持ち主かをまずチェックするんです。

手ごろなプロジェクトがあったので、試しに担当させました。

これは、成功体験を早く着けさせたいからなんですヨ。

もし、受注したら、君が取ったプロジェクトだと言ってあげられるから。

ホントーは、裏で色々とサポートしているんですがね。

優秀な部下を一人サブに付けて、ぼくはあまりでしゃばらない事にしている。

客先との打ち合わせなんか、二人で行かせる。

そして、ときどき報告を別々に聞くことにしているんです。

ここで、差が出るんですヨ。

ものすごい差が出るんです。

同じ相手から同じ事を聞いているのに、全く情報の受け取り方が違うんです。

一応、メモした内容は報告するのだけれど、何がカギなのか、その情報の価値が全く分かって
いない。

これは他に喋っていい情報ですかなんて聞いてくる。

・・・・・・?

こちらはその情報を使って、競争相手が不利になるような加工だってできる。

それを競争相手が持ったら、同じような工作をするでしょう。

何の変哲でもない情報に見えるけれど、使い方によってはいくらでも価値が出てくる。

そして、得られた情報には時間と金がかかっていることに気付いていない。

タダで他人に渡すなんて正気の沙汰じゃない。

これは、会社にも言えることで、正直に会社に報告したりすると、

その情報の価値の分からない者が、知らずに洩らしてしまうことだってあるんです。


・・・・・・つづく

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