2014年9月11日木曜日

その人のエアロビクスを見れば、その人の人格の全てが分かる(その2)

・・・・・・っということで、当然のことながら、じゃあオマエのエアロビクスはどうなんだ?という質問が出てくる。
この歳になると、向上意識はなくなる。

見事になくなる。

上手くなろうたって、身体能力を向上させようたってそれは無理なのである。

エアロビクスをやる動機は、ぼけ防止、肥満防止と、専ら防止が目的になる。

すると、若い人に比べエアロビクスへの取り組みも自ずと異なってくる。

何もそんなに必死こいたってしゃーねーじゃねぇ~か。

そもそも攻撃的な動機ではないから、守備的な取り組みとなる。

そのくせ出来ないのはイヤだという変なプライドだけは残っている。

・・・・・・

準備運動なんてドーでもいい。

要はコレオグラフィーを覚え、皆から取り残されないことが最大の目的になる。

コレオグラフィーの展開を見逃すまいと、インストラクターをガン見する。

そのときの自分は結構真剣な顔をしていると思う。

一通り最終形が分かると、それで目的は達せられる。

長年続けていると、初めてのコレオグラフィーに出くわすことは先ずない。

インストラクターが基本形をどう繋げてくるかを判断するだけである。

その日の構成を見切ってしまったら、途端に省エネモードに切り替わってしまう。

後の楽しみは、スタジオ内を観察することに移ってしまう。

下手なヤツを見つけると・・・

「アリャリャ、そりゃ逆だぜ。まだ覚えられんのか?」

「エエ若いモンがこんな年寄りに負けて恥ずかしくないんか?」

逆に上手いヤツを見つけると・・・

「なに調子乗ってるんだ?誰もオメェーのことなんか見ちゃいないよ。」

「こんな簡単なことできたって、自慢にゃぁならねえよ。」

・・・なんてね。

・・・・・・・

そう、お気づきのとおり、ぼくの性格そのものなんです。

エアロに限らず、すべてにおいてこうなんです。

最初は他人に負けたくないと、必死で取り組むんです。

でも、ある程度マスターしてしまうと、もう興味が薄れてしまう。

だから何もかも中途半端。

一つのことを極めるということができない。

あちこち興味を持って手を出すけれど、どれもモノにならない。

こんな性格をいまから直す?

それは無理ですし、その気もまったくありませんね。

誰かが言ったけれど、焼かなきゃ治らない。

(^_^;)



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