【酒の穴】 に行ってきた。

銀座松屋のまん前に、11時半から酒が飲める店を知らなかったのは、迂闊であった。
「らん月」の地下なので、ちょっと入り口で躊躇してしまうかも知れない。
狭いかなと思ったが、案外広く丁度いい感じのスペース。
一人できたので、カウンターに案内される。
カウンターの目の前には、日本酒の一升瓶がズラッと入った保冷庫が。
ぼくは日本酒についての知識は全くない。
とにかく「フルーティー」な酒をとお願いすると、土佐の【亀泉】を勧められた。
こんなファジーなオーダーにも、的確に応えてくれる。

ちなみに、【琵琶のさざ波】は置いていなかった。

左は突き出し「何とかのヌタ」、忘れた。
右は、某ブロガー推薦の「蟹ミソ」。
ぼくは、超有名人気ブロガーで、ブログに載せるからとびっきりいい笑顔をしてくれと図々しくお願いしたら、嫌な顔一つせずに、ポーズをとってくれた。

生のカニが美味いとブログに書いてあったので、「ズワイガニの刺身」をオーダー。

テヘッ!美味い。
茹でていないので、身が取り外し(?)にくいので、チュウチュウ吸うのだが、
これがまたいい。
フルーティーな日本酒と来れば、【十四代】。
メニューには書いていないが、当然置いてある。
何しろ、200種類以上そろえているらしい。
【十四代】も4種類も出てきた。
左から右に行くにしたがって、値段が高くなる。
ナンと、一番右は4,800円もする。
一合でですよ!!

ここは、利き酒もできる。
左側3本を利き酒したが、同じ十四代でも、味が違う。
見栄を張って、左から3番目を頼む。
これで、冷酒を2合飲んだわけだが、ぼくは日本酒にはからっきし弱い。
いい気分になってきちゃった。
すかさず、冷たい水を持ってきてくれる。
お酒を造るときに蔵元が使う水であるところが、粋だ。
タダですよと言われたので、それは粋じゃないねと言うと、タダかと聞くお客が多いとのこと。
次はしま鯵刺身を食べる。

夜の部になって、カウンターには若い兄さんが入ってきた。
写真を撮らせてくれと頼むと、頑なに断られた。

マスターに促されてしぶしぶ撮ったのがこれ。

ぼくが飲んでいた酒の種類をパッと見て「フルーティー」な酒がお好みですねと言った。
フルーティーという表現は、ちゃんとあったのだと安心した。
次は、ちょっと辛めのヤツがいいと言うと、【やまたのおろち】を勧められた。
一口含んだ感じは薄いかな?と思ったが、さすが後からジわっと腰がしっかりした酒だと分かる。
ここの店員は、酒を良く知っている。まあ、アタリマエか。
いい加減、酔っ払っているなと判断し、1合ではなく半合ずつ勧められた。
次の辛口は【ときしらず】。

時間もかなり進んで、まさしく時知らずになってきた。
カウンターの上に何か銅製の装置がはめ込まれている。
ナンですか?と聞くと、お燗のための湯だという。
70℃で保たれているから、燗しすぎる心配がないとのこと。
そう聞くと、燗を頼みたくなる。

【生もと】。燗には最高とラベルに書いてある。

燗はこんな感じ。

これまた某ブロガー推薦の薩摩揚げ。自家製。
しし唐が添えてある。

次に頼んだのが、【馬刺し】。

客層も落ち着いていて、酔って騒ぐ人は皆無。
店員も、愛想がいい。
「浅田次郎」の本を片手に飲んでいたのだが、
「ぼく浅田次郎の本は9割方読んでます」と件のシャイな店員がボソッと言った。
案外、イイヤツである。
そんなこんなで、いい気分になって、ぼくは口数が多くなっていき、店長(名刺には「穴頭」と書いてあった。)とも色々話した。
何を話したかは、サッパリ覚えていないが、感じのいい店長だった。
おかみさんとも意気投合して、独り占めで話していた。
ちなみに、何を話したか完全に忘れた。最後にこの店のオススメを聞いたら、「炙り鯖スモーク 」(下の写真)だとのこと。
やはり、ぼくはビールがないとダメなので、最後にこれをつまみにして、ビールを飲んだ。 しこたま酔っ払って、御代を払ったのだが、だいたい13,000円だったと思う。
良心的な値段と言えよう。
女将がわざわざ玄関まで見送ってくれる。
とても気に入ったので、チェックリストには入れておこう。
ただ一つだけ、困ったことがあった。
隣に座った女性がやたらぼくに話しかけてくるのである。
常連らしく、一人で良く来るそうだ。
若い女性なのだからイイだろうと思われるかもしれないが、その容姿がねぇ~~
ヘビー級ボクサーに左右のフックをモロにくらったような、歯並びなのである。
女将は、気立てはいいのよと言ったけど、酒が不味くなるんですよねぇ~~(/_;)/~~
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店員も、愛想がいい。
「浅田次郎」の本を片手に飲んでいたのだが、
「ぼく浅田次郎の本は9割方読んでます」と件のシャイな店員がボソッと言った。
案外、イイヤツである。
そんなこんなで、いい気分になって、ぼくは口数が多くなっていき、店長(名刺には「穴頭」と書いてあった。)とも色々話した。
何を話したかは、サッパリ覚えていないが、感じのいい店長だった。
おかみさんとも意気投合して、独り占めで話していた。
ちなみに、何を話したか完全に忘れた。最後にこの店のオススメを聞いたら、「炙り鯖スモーク 」(下の写真)だとのこと。

やはり、ぼくはビールがないとダメなので、最後にこれをつまみにして、ビールを飲んだ。 しこたま酔っ払って、御代を払ったのだが、だいたい13,000円だったと思う。
良心的な値段と言えよう。
女将がわざわざ玄関まで見送ってくれる。
とても気に入ったので、チェックリストには入れておこう。
ただ一つだけ、困ったことがあった。
隣に座った女性がやたらぼくに話しかけてくるのである。
常連らしく、一人で良く来るそうだ。
若い女性なのだからイイだろうと思われるかもしれないが、その容姿がねぇ~~
ヘビー級ボクサーに左右のフックをモロにくらったような、歯並びなのである。
女将は、気立てはいいのよと言ったけど、酒が不味くなるんですよねぇ~~(/_;)/~~
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